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本日は、サッカー選手が患った、股関節・殿部の痛みの症例を報告したいと思います。
この症例は、サッカー競技で比較的良く見られる問題で、
蹴る瞬間だけ痛みが出る!というものでした。
ロングフィードをすると、
軸足の股関節・臀部が痛くなり、
一度痛くなるとダッシュやジャンプの着地でも痛みが響くようになり、
満足にプレー出来なくなってしまうという状態。
時間がたてば痛みは少し収まるが、その日一日は違和感が残る。
そんな状況で、
恐怖でロングフィードを出来なくなると言う状態でした。
現代サッカーは、サイドでの数的有利を作る事からチャンスが広がります。
数的有利を作る為に、サイドチェンジ・ロングフィードは多用されます。
サッカー選手にとっては、苦痛の極みであると思います。
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股関節の可動域や運動に関して検査をすると、幾つか検査での疼痛の再現が確認されました。
問題を引き起こしているのは、筋肉からですが、なぜその様な状態に陥ったのかが一番重要な事です。

ある一定の条件下のみでの痛みですので、
この様な機能的な問題は心理との結びつきが非常に強い傾向がある様に感じています。実際に、施術において全身の神経系の働きを評価し問題を改善、そして神経系を乱す心理的な問題をあぶりだすと、身体を無意識に興奮・緊張させている背景が見えてきました。
その
問題に対してケアを施す事で、検査での疼痛の再現が見られなくなりました。可動域も改善し痛みは消えました。しかし、まだ蹴るときの恐怖感が若干残っている様です。
この問題に対して実践を交えながら、この恐怖感を克服するように引き続きケアして、
根本的な改善を目指していくことになりました。
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骨格が重視される、医師の診断や接骨院・マッサージ・カイロプラクティックでは、この様なケースでは炎症による痛みとも言えませんから、骨格異常による筋の過緊張が原因となる事でしょう。
筋に負担が掛かっているので、安静と筋の緩和を促す目的でマッサージやストレッチが多用される事と思います。
それで解決すれば問題ないですが、中期の安静でボールコントロールなどの不安が残り、サッカー選手には犠牲が大きい様にも思います。
筋肉から来る痛みと言う部分では共通していますが
筋肉が過緊張を起こしている事に対する見方が、
骨格を重視する先生方と
機能を重視する私では全く違っています。
骨格異常も筋肉の過緊張の結果ですから、筋肉をコントロールしている神経系の働き、すなわち機能を評価しないと、根本からの改善に繋がらないと考えています。私自身、以前は骨格を重視していました。
個人的な感想では、昔と今を比べると、改善率は格段に違います。
結果に対してアプローチしているよりも、
原因に対してアプローチしている方が、より本質的で効果が高いという事だと認識しています。似たような症状でお困りの方がいましたら、お気軽ご相談頂けたらと思います。
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